【B級映画嫌いも必見】ブルース・リーにも師匠はいた!映画 イップ・マン ジョン・ウィック最新作にも出演…!?【毎日映画日記 #2】

アクション

 

おはこんにちばんは。haruです。

最近映画についてこうして記事を書いていて、自分でも気付いていなかったことにふと気が付きました。

「私、ファンタジーよりアクション好きなんじゃね?」

ダークファンタジーが好きなことに変わりはないのですが、それと同じくらい惹かれてしまうのがアクション映画だと言うことに、書いていて気が付きました。

ジョン・ウィック然り、エクスペンダブルズ然り、トランスポーター然り…。
キアヌ!スタローン!ステイサムーー!!好きだーー!!

よく考えたら、ファンタジーよりもアクション映画の方が観ているのでは?と思い、そもそものコンセプトが揺らぎそうな予感がしている今日この頃です。

でも、面白いんだから仕方ない。

今日はそんなアクション映画のなかでも、香港のアクション映画「イップ・マン」シリーズの第1作目についてご紹介したいと思います。

作品紹介

by Filmarks

監督:ウィルソン・イップ
本邦公開日:2011年2月19日
主演:ドニー・イェン/サイモン・ヤム/池内博之

本作はかなりB級寄り映画です。
この映画自体に出会ったのはもうかなり昔で、初めて観たのは中学生か高校生の頃だったと思います。

そんな映画を何故今更紹介しようと思ったかと言うと、最近記事にした「ジョン・ウィック:コンセクエンス」「イップ・マン」の主演をつとめたドニー・イェンが出演していることに気がついたからです。

ジョン・ウィック:コンセクエンスを観ながら、「この「ケイン」というキャラクター、なんか見覚えあるな…」と思っていて、エンドロールの名前にも見覚えがあったのですが、ずっと思い出せずにいてもやもやしていたところ、映画関連のニュースでやっと気付くことが出来ました。

by ジョン・ウィック オフィシャルサイト

この盲目の剣士。何故もっと早く気が付かなかったんだろう…!!

あらすじ

1930年代、中華広東省。詠春拳(えいしゅんけん)の師範として活躍していたイップ・マンは家族と平穏な日々を過ごしていましたが、やがて日中戦争が勃発。家も追われ屈辱と貧困の日々を強いられる中、イップ・マンは日本軍の兵士に中華武術を教えるよう強要されるが…。

by Filmarks

感想<ネタバレなし!>

アクションと実話の融合

まずおさえておきたいポイントとして、本作はフィクションではなく実話を元にした作品です。
そしてその時代背景は、日中戦争が起こった1930年頃。

しかも制作は香港ですので、なかなかに日本軍が皆悪人として描かれています。
戦争をしていたくらいですからそう描かれていて当たり前なのですが、香港人の目には日本軍がどんな風に写っていたのか、当時の歴史を伺い知れる作品になっています。

戦争は未だ無くなっていないのが悲しい現実です。今後無くなることがあるかどうかもわかりません。
しかし、過去の過ちをこうして幅広い人が触れられる”映画”という文化に取り入れ、且つ敢えて悪を引き立たせることによって「繰り返してはいけない」という意識を少しでも伝えたいという監督の意志が感じられます。

しかしこれはあくまで私の見解であって、もしかすれば日本人は我々にこんな酷いことをしてきたのだと現実を突きつけるために制作したのかもしれません。その意図のすべてを知ることは出来ませんが、少なからず私はその二面性を持つ作品だと感じています。

アクションの先駆け「ブルース・リー」の師匠こそイップ・マン

先程も本作は実話に基づく作品だということを記しましたが、では実際にどんな功績を残したのでしょうか?

それはたくさんあるのですが、その中のひとつとしてこの詠春拳を受け継いで世に多大な影響を与えた人物がいます。それこそ、アクション映画俳優の先駆けとも言える「ブルース・リー」なのです。

ブルース・リーは若い頃、香港に移住してきたイップ・マンに決闘を申し込み、それにあっけなく敗北したことからイップ・マンへの弟子入りを決意したという過去が実話として残されています。

そう聞くと「あのブルース・リーに影響を及ぼした人物って一体どんな人なんだろう?」と興味が湧いてきませんか?

ブルース・リーとの関係性についてはまだこの1作目では登場しないのですが、最終章でしっかりと繋がりを描いています。

歴史も人物も関係なく、シンプルに面白い

ここまで歴史や有名俳優との繋がりについてお話してきましたが、基本的にイップ・マンという実在した人物の半生を描いた作品であります。

ただひたすらに武術を極めた人物の半生というのがどれほど厳しいものだったのか。
しかしそんな武術の達人ですら奥さんに頭が上がらない…
稽古ばかりに打ち込み家族を蔑ろにする夫に対してチクチク奥さんに突かれているシーンなどはコミカルな演出で、思わずクスリとしてしまうシーンです。

上映時間も108分と比較的短い時間で観られるので、アクション映画としてはかなり見やすい作品に仕上がっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はB級映画が苦手な人でも、比較的手の出しやすい作品をご紹介させていただきました。

中華の武術も、実はそんなに悪くないです。

「イップ・マン」は4作のシリーズものではありますが、1作ずつ完結しているのでわざわざ全部観る必要が無いというのも観やすくていいところ!

でもきちんと前作と続いている部分もあるので、立て続けに観ても面白いです。

興味のある方は是非シリーズ通して観て頂いて、最終章の感動を味わってほしいです…!

今日はそんな中華武術に関する映画のお話でした。

それではまた、次回の記事で。

コメント

タイトルとURLをコピーしました