実はボツ寸前だった【ジョン・ウィック】シリーズ 制作秘話付き!ネタバレあり感想【Part 1】

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2023年9月に第4弾が公開された「ジョン・ウィック:コンセクエンス」。

第1弾の公開は2014年だったので、約10年経った今でも新作が制作されるほど沢山の人に愛されている本作ですが、

本シリーズは当初、実は注目度が全然高くない作品だったんです。

それが一体何故ここまで評価される作品になったのでしょうか?

今回はそんなジョン・ウィックシリーズのご紹介第一弾です!

作品詳細・あらすじ

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監督:チャド・スタエルスキ/デヴィッド・リーチ
公開日:2014年10月24日(日本では2015年10月16日)
上映時間:101分
製作国:アメリカ🇺🇸
言語:英語

シリーズの始まり

殺し屋ブギーマンのための殺し屋ブギーマン、ジョン・ウィック。

どんな仕事でも、確固たる決意と強靭な意思で必ずやり遂げる―――。

たとえ手にする武器が”鉛筆1本”であろうとも。

そんなジョンは愛する妻のために裏社会から足を洗いますが、その妻に先立たれてしまいます。

悲しみに暮れるジョンのもとへ届いたのは一匹の子犬。それは、自分が死んだあとのジョンを心配した妻が最後の贈り物として用意していてくれたものでした。

新しい家族とともに前向きに生きていこうと決めた矢先、彼の愛車を狙った強盗に車を盗まれ、子犬も殺されてしまいます。

大切なものをすべて奪われたジョンに残されたのは、静寂と、悲しみと、怒り。

すべてを奪い返すために、伝説の殺し屋が”復帰”する―――。

公開順

1.ジョン・ウィック (2015年)
2.ジョン・ウィック チャプター2 (2017年)
3.ジョン・ウィック パラベラム (2019年)
4.ジョン・ウィック:コンエクセンス (2023年)

時系列は公開順どおりなので、1から順番に観ていくのが無難です◎

最新作をもっと楽しむためのおさらいをしよう!

4作目をもっと楽しんでいただくために、ジョンがホテル・コンチネンタルから追放される前と後の2記事に分けて解説していこうと思います。

期待されていなかった1作目

1作目を初めて鑑賞したとき、今までのアクション映画とは全然異なるものを感じました。

いつも観ていたアクション映画は豪快で派手なイメージだったのに対して、本作に感じたのは上品な恐怖

敵側の「あいつは必ず来る」という焦りがスクリーン越しに伝わって来て、その感覚にゾクゾクしたのを覚えています。

しかし実はこの1作目、まったく期待されていませんでした

制作資金もろくに集まらず、制作の中止も考えられていたほど。

なんと主演のキアヌ・リーブス自身も自腹を切っています。

それくらい1作目は低予算で制作された作品だったのです。

しかしキアヌは、3作目が本邦公開となった時のインタビューで、「1作目の家でのアクションシーンが1番好き」だと語っています。

やはり期待されていなかった分、思い入れも強かったんですかね。

ジョン・ウィックという”男”に情熱を注いだ俳優キアヌ

このシリーズの一番の魅力とも言える俳優・キアヌ・リーブス。

彼は映画「マトリックス」「コンスタンティン」などで既に名を知らしめていましたが、その後出演した作品はなかなかヒットしていません。

この時期は彼の低迷期だったと言えるでしょう。

そのさなか、出会ったのがこの「ジョン・ウィック」でした。

キアヌは脚本をもとに、演技やスタントについて様々な意見を出し、制作チームもキアヌの意見に沿った脚本へと新しく作り替えていきました。

そうして生まれたのがこの1作目です。

脚本制作については、監督であるC・スタエルスキとともに

「僕らはかなり詳細にこだわって脚本を書いている。キアヌが演じたものを見て、書き加えたりしているんだ」

とこだわりを持っていることもお話されています。

もはや、主演兼監督と言っても過言ではありません。

そう考えるとジョンという男は、演じた”キャラクター”ではなく情熱を注いで生み出した一人の人間であったのではないでしょうか。

やっぱり目を引くのはアクションシーン

細部までこだわった脚本のおかげで、本当にアクションシーンが映えています。

日本大好きで有名なキアヌは、銃撃戦のだけでなく自ら進んで柔道を取り入れました。

数あるアクションシーンの中でも、私はチャプター2のこのシーンが大好き!

“誓印”という裏社会のルールに逆らえないことを分かっているジョンが、仕事を受けざるを得なくなり昔馴染みを殺し脱出するシーンです。

戦っている相手は、殺した昔馴染みのボディガードをしているカシアン。

カシアンは伝説として名高いジョンを知っており、

ジョンも殺し屋のための殺し屋なのでカシアンのことは知っています。

なのでお互い顔を見合わせてすぐに察知して言うんです。

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「いい夜だったか?」

「―――遺憾ながら。」

どちらもお互いのことをよくわかっているからこそ、遠慮しないで確実に殺しにかかってきます。

でもここで倒れないからこそ、伝説の男。

もう最高にシビれる!!

次回は最新作まで鑑賞した感想と解説!

ジョン・ウィック、本当に好きなシーンが多すぎて果てしなく語れてしまいます。

果たしてジョンは再び平穏な生活を取り戻すことが出来るのか!?

3作目と4作目の解説はこちらから↓

【完璧な終結】ジョン・ウィック ネタバレ付き感想/解説【Parr2】アクションのワールドツアー
こんにちは。haruです。ついにジョン・ウィックの4作目「ジョン・ウィック:コンセクエンス」がサブスクでも解禁となりましたね。1作目の「ジョン・ウィック」から早10年。いま話題に話題を呼んでいる本シリーズですが、...

ではまた次回の記事で。

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プロフィール
管理人

1998年3月10日生まれの25歳。はじめたてほやほやブロガー。現在躁うつ病で休職中。年間100本以上は映画を見てる(と思う)。洋画、邦画ともにジャンルを問わずに見てますが特に好きなのはダークファンタジー・ミステリー・ホラー。

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